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2007年05月03日

入居者とのお付き合い

入居者対策

毎日アパートの前を通ったり、清掃をしていれば、入居者と顔を合わせる機会が多くなります。

その点について、深く考えてみます。


私は4年半、自分のアパートに入居しましたので、入居者の方の普段の生活がよく見えるようになりました。


「うちのアパートはずいぶん荒れてるよなあ。
 掃除しても、雑草を抜いてもすぐにゴミだらけになるなあ。」

と、悩んでいたんですが、一緒に住んでみたら、よ〜くわかりました。


「入居者のモラルが低い!」


特に駐車場などの共用スペースの使い方に問題がありました。


近隣のお母さん方の井戸端会議場になっていたため、お母さん方が話しに夢中になっている間に、子供たちは駐車場内で遊んでいました。


これ自体は全然問題ありません。
ほほえましい光景です。


しかし!

私のアパートの場合は違っていたのです。


お母さん方は「ウンコ座り」で話し込み、中には、くわえタバコの人もいました。


さらに、子供たちが遊んだ後の片付けも全くせず、お菓子の袋とおもちゃが散乱していたのです。


これじゃ、ちょっと掃除したくらいではきれいになるわけがありません。

私のアパートは「不良住人」だらけだったのです。


しかも、「類は友をよぶ」で、近隣の生活モラルが低い方も集まっていました。

自分のところの入居者だけではなかったのです。

ここでちょっと確認します。

私はよく「不良住人」という言葉を使います。

この反対語は「優良住人」ということになります。


私の言う「優良住人」とは、「ごく普通の常識人」のことです。
特に優良な方というわけではありません。


私は、当たり前の常識を持ち合わせていない方を「不良住人」と呼んでいます。

私が参考にしている「ランチェスター戦略」「顧客戦略」という言葉があります。


簡単に言うと、

「自分の顧客がどういう人なのか明確にして戦略をたてよう。」

ということなのですが、私の顧客戦略には「不良住人」は入っていないのです。


私の不動産賃貸業における「対象顧客」は「普通の人」なのです。

私は「自分のアパートに住んでいて欲しい人」を明確にしていましたので、すぐに対策を考え、実行に移しました。


全然たいそうなことではありません。

「入居者に会ったら100%挨拶をする。」

「モラルが低い行動をしていた場合は、その場で注意して改善を促す。」

ただこれだけです。


「何か、子供に対するしつけみたいだなあ。
 入居者を馬鹿にしているんじゃないか?」

「厳しすぎるんじゃないか?」

という意見もいただいています。


しかし、ここでちょっと思い出してみてください。

「店子といえば、子も同然。」


昔から言われている、大家さんが肝に銘じておく言葉です。

多くの大家さんがこの言葉を忘れているんじゃないでしょうか?


私もこの言葉を鵜呑みにするのが、現代に合わない事はわかっています。

しかし、基本理念として頭の隅に置いておいても、良いんじゃないでしょうか?


アパートというのは、いくつかの世帯の集合体です。
それ自体が、小さな町であるともいえます。


この町が荒れたらどうなりますか?

誰も寄り付かない街になりますし、隣の町、すなわちご近所に迷惑がられるんじゃないでしょうか?


その怒りはどこに向かいますか?

大家さんじゃないでしょうか?


その結果どうなりますか?

評判が落ちて、空室だらけになるんじゃないでしょうか?


さらにその結果はどうなりますか?

大家さんの収入が激減するんじゃないでしょうか?

入居者の生活に対して積極的に関わっていくことによって、入居者のモラルも向上し、「常識人」へと成長する。

大家さんは収入が安定する。

お互いにメリットがある話だと思うのですが、いかがでしょうか?

ちなみに、私が頻繁に挨拶をし、注意をした入居者のうち、退去したのは7世帯中2世帯。

もともと普通の生活をされていた方は、私の行動を迷惑がることもなく、そのまま入居しています。

入居者の方にもう少し積極的にかかわってみましょう。

「西山さんは特別だから。」

と思わないで下さい。


かかわるといっても、挨拶をするだけで良いのです。

無視されてもやり続けてください。


挨拶は特別な人じゃなくても出来ると思います。

それが物件全体のモラルアップへの第1歩です。

そして、空室解消へと繋がります。

投稿者 manshitsu : 2007年05月03日 14:10