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「大家さん」の定義とは?
大家さんの定義とは、どのようなものだと思いますか?
アパートやマンションを所有していること?
違いますね。
それは、「オーナー」です。
フランチャイズに加盟している会社の現場を知らない社長みたいなものです。
「ほったらかし大家さん」の多くはこのパターンだと思います。
多くの人は、物件を所有さえしていれば大家さんだと思っているのではないでしょうか?
違います。
所有しているだけで大家さんになれるわけではありません。
では、「大家さん」とはどんな人のことを言うのでしょうか?
「大家さん」とは、収益物件を所有している、不動産賃貸業の専門家のことです。
物件を所有しているだけで、管理会社に任せっぱなしで、掃除すらしたことがないとか、入居者からクレームがあったときに、管理会社から連絡が来ても、「おたくに任せてあるだろう!」と言って、考えることを放棄しているような人は大家さんではありません。
「○○屋」という表現は、「○○を売っている人」の他に、「○○についての専門家」という意味を持ちます。
前者については見ればすぐわかる客観的な基準ですが、後者は多くの場合、基準としてはかなり曖昧です。
しかし、専門家なのですから、きちんとした知識と技術を持っていなければなりません。
大家さんの場合は、「物件を賃貸する専門家」になります。
だからと言って、「宅建をとれ。」とか、「マンション管理士をとれ。」と言っているわけではありません。
「自分の物件や、入居者のことをもっと考えてほしい。」と言っているのです。
専門家なのですから、所有している物件の状況、経営状況を常に把握していると同時に、お金を頂戴している入居者の住環境を、いかに良好なものにしていくかを考え続けなくてはなりません。
常に考えていれば、管理会社からの相談があったときにもすぐに応えられるはずです。
「値引き交渉が来ていますがどうしましょう?」
「値引きする代わりに、定期借家契約に変更しても良いですか?って聞いてみてください。」
とか、
「駐車場の車がイタズラの被害にあいました。」
「今日中に業者を手配して、外灯を設置します。」
といったように、スピーディーに応えられなければなりません。
「検討して、後日お返事します。」
と言って、1週間も2週間もほったらかしでは専門家ではありません。
こういったことを考えた時に気になるのが、安易に不動産を取得しようとする「サラリーマン大家予備軍」の方々です。
(サラリーマン大家さんを否定しているわけではありません。)
多くの方が投資(お金の知識)の勉強ばかりしており、物件取得がゴールになっているように感じます。
入居者満足を向上させるための勉強をして、準備されている方は少数派ではないでしょうか?
飲食店で独立しようと思ったら、出店だけでなく、メニューや開店後のサービス方法、集客方法にも頭を使うはずです。
なのに、大家さんを目指す方の多くは、物件取得だけを考えてしまう傾向が強いようです。
「お金の知識」と「入居者満足を向上させる知識」は、アパート経営においての両輪です。
どちらかが欠けていてもいけません。
物件取得はゴールではなく、スタートです。
ここから、「専門家としての大家さん」の日々が始まるのです。
スタートの段階で燃え尽きたり、気を抜いているのでは話になりません。
お金においても、入居者満足の向上においても、専門家であると旨を晴れる大家さんを目指していきたいものです。
ちなみに、偉そうに書きましたが、私も目指している段階です。
共感していただけた方は、ともに頑張りましょう!
投稿者 manshitsu : 2007年05月03日 16:44

