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2007年05月03日

馬鹿にされるようなことをしよう

満室経営の基本
あるセミナーにゲスト講師として招かれた時のことです。


セミナーも無事に終わり、会場で懇親会が始まるのを待っていたのですが、そこで1人の女性が声をかけてきました。


「西山さんの言う通りに、アパートの前に花を飾ったんです。
 そうしたら、本当に決まっちゃたんです!
 ありがとうございました!」

と、嬉しそうに報告してくれました。


私も、自分のアドバイスがお役に立てれば、これほど嬉しいことはありません。


「良かったですね!
 これからも、がんばってくださいね。
 私も、もっとお役に立てるように、がんばりますよ。」

と言って、一緒に喜んでいました。



その時です。


1人の40歳代〜50歳代の男性が、

「じゃあ、大仏でも飾るか? ヘッ!」

と言って、通り過ぎました。



これをどう思いますか?


言いたいことはわかります。


「花を飾って、空室がなくなるくらいなら、苦労はしない。」

と言いたいのでしょう。
では、私は逆に聞いてみたい。


「では、あなたは花を飾ったのですか?」


「花を飾れないのであれば、代わりの策を施しましたか?」


「花を飾っても効果がないのであれば、儲けたいという自分の欲だけでなく、本当に入居者のことを考えて飾ったのか、自分に問いかけてください。」



「花を飾る」ということには、文字通りの「行為」の他に、「心構え」の意味もあります。


私は花苗生産農場を経営しています。

ですので、花のことについては、花屋さんよりも知っています。


だからこそわかるのですが、下心のみで花を使っても、花は応えてくれません。



花は生き物です。

心があります。

道具ではありません。


「入居者に快適な環境を提供しよう。
 それを内見の方に見ていただいて、気に入っていただこう。」

という気持ちでやらなければ、花はその力を貸してはくれません。



私に報告してくれた女性は、私の話を信じてまずやってみたわけです。

そうしたら効果があった。

その結果、空室がなくなって、収入も上がったのです。


その行為を馬鹿にした男性は、果たしてやっているのか?


私はやっていないと思うし、やっていたとしても気持ちが入っていないので、全く効果はないと思います。



これは、全ての空室対策テクニックについて言えることだと思います。


空室に内見者のためにスリッパを置くという行為も、ただ置けば決まる、というものではありません。


様々なテクニックを「気持ち」を込めて施し、その相乗効果で、こちらの姿勢や気持ちが伝わって、入居につながるのだと思います。


「このアパートに住んだら、心地好いだろうな。」

と思っていただければ、入居は決まります。



これを精神論だといって、馬鹿にするのはかまいませんが、私はこのやり方でやってきたし、これからもやっていきます。


人が馬鹿にするようなことをするからこそ、人とは違った結果が得られます。


そしてその結果、儲かるのだと思っています。

投稿者 manshitsu : 2007年05月03日 16:50