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2007年05月03日

契約書をきちんと読んでいますか?

満室経営の基本
あたり前の話ですが、大家さんは入居者の方と契約書を取り交わします。

その契約に基づいて物件を貸し、対価として家賃収入を得ています。


裁判になると契約書の内容は無効になることが多いので、現状でどこまで効力があるのかははなはだ疑問ですが、だからと言って、いい加減に取り交わしていいものでもありません。


この契約書ですが、きちんと読んでいますか?



私は、管理会社に物件管理をお願いしていますので、入居直前になると管理会社が

「契約書に押印してください。」

といって、契約書を持ってきます。


この契約書に私が押印することによって契約が成立するわけですが、実は私は、すんなり押印したことがほとんどありません。


私もスムーズに契約を交わしたいのですが、押印できないような契約書が来るので、その度に書き直しをお願いしているのです。



以下のような点がよく引っかかっています。


1.保証人との続柄がウソ

夫婦で会社経営をしており、借入金の関係で入籍していないご夫婦がいました。

別に、内縁関係だからだめという気はないのですが、契約書の保証人欄を見ると、奥さんの弟の名前が書いてあり、続柄に「義弟」と書いてありました。

入籍していないわけですから、「義弟」ではありません。


2.居住年数がウソ

地方出身で9年前に上京して来た人ですが、現住所が実家になっており、27才なのに居住年数が27年になっていました。

本来であれば、9年前に上京してきているわけですから、住所はこちらで、居住年数は9年以下のはずです。


3.住民票がウソ

長年フリーターだった青年が就職し、親元から独立することになりました。

しかし、これから定職に就くところですので、保障会社の審査が通りません。

そこで、お母さんを契約者にし、本人を居住者にしたのですが、届いた契約書を見ると、本人の住民票が添付されていました。

契約者はお母さんですから、ウソになります。


とまあ、いろいろあります。



笑っちゃうようなミスですが、これは全部実話です。


この全てが保障会社の審査を通り、管理会社で書類を確認してから私のところにきています。


つまり、2重でチェックをしているわけですが、それでもこういったミスがあるのです。


私は契約書を一字一句、全て読み込むので、このようなミスに気が付くことができます。


例に挙げたものは大したものではありませんが、これが重大なミスであった場合どうなるのでしょうか?


定期借家契約で不備があれば、大変なことになります。


2年で契約終了だと思っていたら、契約書の不備で普通借家扱いになって不良住人に居座られる、といった事態もあるかもしれません。


私は、そのようなことになるのがいやなので、きちんと読んでいるのです。



管理会社が言うには、9割以上の大家さんが何も読まずに押印しているそうです。


すみからすみまで読んでいるのは、私ぐらいだと言われてしまいました。



あたり前の話ですが、契約書は大切なものです。


このコラムを読んでいるあなたは、きちんと読み込んでから押印してください。

でないと、大変なことになるかもしれません。


定期借家契約についてはこちらをクリックしてください。

投稿者 manshitsu : 2007年05月03日 16:50