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BlogTOP > 入居者対策

2007年05月03日

入居者と関わることは楽しい

アパートの入居者から私の携帯電話に電話がかかってきました。


工事に伴って、駐車場を移動してもらわなければならないので、その打ち合わせのために、私の携帯電話にかけてもらうようにお願いしてあったのです。


その方は、当時入居されたばかりで私のところに直接来た事もないし、携帯電話にかけてきたこともありません。

要望があったときにはいつも管理会社に連絡がいっていました。


そりゃそうです。

「いつでもおいでください。」

「携帯にかけてきてもよいですよ。」

という大家さんは、まだまだ少数派です。

せっかく電話をいただいたので、

「生活にご不便はありませんか?」

と聞いたところ、相手はそんなことを聞かれるとは思っておらず、ビックリしていましたが、

「はい、非常に快適です。」

との事で一安心です。


さらに、

「何か、ご質問はありませんか?」

と聞いてみると、

「隣地に新しいアパートが完成することによって、自分たちの生活にどのような影響があるのか?」

とのご質問でした。


「 今までは面積の関係で駐輪場がなく、ご不便をおかけしていましたが、新しいアパートと地続きなのを利用して、共同の駐輪場を作ることにしています。」

とお伝えしたところ、大変喜んでいただけました。


さらに、

「先日、管理会社経由で、パソコンのLAN設備についてお問い合わせをいただきましたが、パソコンはちゃんと繋がりましたか?」

と聞いたら、これまたビックリ。


あちらは、数ヶ月前の入居時のお問い合わせを大家さんが覚えているとは思っていません。


このことが喜んでいただけたようで、一気に打ち解けて、会話が弾んでしまいました。(笑)

10分以上話してしまいました。


楽しいお問い合わせの電話でした。

これも大家業の喜びの1つですね。

商売は何でもそうですが、お客様からの喜びの声が1番嬉しいものです。

「やってて良かった!」

って、思います。

投稿者 manshitsu : 16:36

悪徳大家さんがいれば、悪徳入居者もいる

テレビや雑誌などでは、悪徳大家さんについてのトピックをよく見かけます。

法律バラエティでも、定番のネタになっているようです。


私も大家さんの一人ですので、大家さんを悪者にしている番組は見ているのがつらいです。


実際に、悪徳大家さんにひどい目に合わされている方も、多いのだと思います。


しかし、その反面、悪徳入居者もいるのです。
(私は不良入居者と呼んでいます)


・駐車場に吸殻や、ゴミを投げ捨てる。
・子どもが遊んだ後の片付けをしない。
・壁に穴を開ける。
・網戸をびりびりにする。
・家賃を滞納する。
・駐車場に勝手に物置を作る。
・間部に穴を開けてスピーカーを取り付ける。
・備品を紛失する。


これらは全て、私が以前に体験したことですし、同じような経験をされている方も多いと思います。


現在では優良な方にしか入居していただかないのでトラブルは起きませんが、以前はひどいものでした。

なぜ、不良入居者は、テレビや雑誌のネタにならないのでしょう?


答えは簡単です。


大家さんよりも入居者の方が人口が多いのです。

ですから、大家さんを悪者にしたほうが視聴率が稼げるのです。

私も以前、法律バラエティで中途半端な知識を得た不良入居者から、めちゃくちゃな要求をされたことがあります。


しかし、私はきちんと大家業を営んでいる自信がありますので、頑として受け入れませんでした。


結果は私の勝利。


不良入居者は、私のアパートに居づらくなってしまいました。

その方が私には好都合ですが。(笑)


家賃交渉だったのですが、私は関わっている事業全てにおいて、いきなり来た値引き交渉に一切応じない人なのです。


お客様(入居者)へのサービスというのは、商品(居住空間)を提供する側の善意であると考えています。


値引きや、増量のサービスは私のほうから善意で行っていますが、初めの段階でいきなり値引き交渉から来る人には一切応じません。


アパートの場合は、申し込みを入れていないのに家賃交渉する人などは願い下げです。


家賃交渉は申し込みを入れていただいてからの話だと思います。

それならば、私も応じています。

悪徳大家さんは許されるものではありません。

そんな人は大家業をやめるべきです。


しかしその反面、大家さんばかりを悪者にして喜んでいると、しっぺ返しが来ると思います。

マスコミで叩かれ、ガイドラインがどうのこうので、明らかに正当であった現状復帰もしてもらえなくなってくると、大家さんの中には廃業される方も出てくるでしょう。


悪徳大家さんも淘汰されていくと思います。


すると、熱心な大家さんが生き残ることになります。


それは喜ばしいことですが、熱心な大家さんのほとんどは、入居者を選びますので、不良入居者は入居することが出来ません。


不良入居者が大家さんをいじめていると、結局、自分たちが住むところの選択肢がどんどんなくなっていくのです。


熱心な大家さんの、きれいで、サービスの良い物件には絶対に入居できません。

自分の首を絞めているだけなんですね。

大家さんと入居者は、どちらが偉いわけでもありません。

対等な立場で、きちんとお互いを理解し、その上でお付き合いをするべきです。


相手の立場を理解しようとしない、悪徳大家さんも、不良入居者も、許されるものではない。

そう思います。

投稿者 manshitsu : 16:35

お客様は神様ではありません

私はよく、

「アパート経営は商売です。
 入居者はお客様です。」

と言っています。


これは、私のアパート経営の基本ですが、もう1つ、基本となるものがあります。


「私の資産であるアパートを、誰に、いくらで貸そうが、私の勝手です。」

というものです。

世の中には、「お客様は神様です。」ということを、いまだに言う人がいますが、実は私は、お客様が神様だとは、これっぽっちも思っていません。


お客様というのは、お店や会社の「ファン」になってくれた方だと思っています。


私は、その「ファン」に対して、自分の友人に対して行うような対応を心がけているのです。

品質の悪い商品を取り扱っていたと仮定して、友人に販売する時に真実を隠して、

「これは最高の商品なんだよ。」

とは、言わないはずです。


「実は、これこれ、こういう商品で問題があるんだ。
 本当に良いの?」

と、確認するはずです。


そして、購入してもらった後は、出来る限りのアフターサービスをするはずです。


私は、こういった事を、お客様=入居者にしているのです。

私のアパートは質が悪いわけではありませんが(笑)、入居していただいた以上は、出来る限りの努力をし、住環境の改善に力を注ぎます。


反対に、私のアパートのファンでない人に入居して欲しくはありません。

こちらから、お断りします。


いきなり家賃交渉から入る人がいますが、現地も見ず、申し込みもせずに、家賃交渉するのは言語道断です。


このような人は、明らかに私のアパートのファンではありません。

私は、こんな人には住んでほしくありません。


家賃交渉というのは、入居することによって得られる、メリットも、デメリットも納得していただき、入居したい意向を示していただいてからだと思います。


その上での家賃交渉であれば私も応じます。


お客様は神様ではありません。

サラリーマン時代、私はハンバーガー屋の店長だったので、自分のことを神様だと思っているお客様に、何人もあったことがありますが、そういった方は、相手のお店や、会社の人を「自分の奴隷」のように扱います。


大家さんは商売人ですが、商売人は奴隷ではありません。

奴隷になってしまったら、商売が楽しくなくなってしまいます。

大家さんは入居者の奴隷ではありません。


入居者に対して、「自分の友人に対して行うようなサービス」を心がければ良いのです。

投稿者 manshitsu : 14:22

入居者とのお付き合い

毎日アパートの前を通ったり、清掃をしていれば、入居者と顔を合わせる機会が多くなります。

その点について、深く考えてみます。


私は4年半、自分のアパートに入居しましたので、入居者の方の普段の生活がよく見えるようになりました。


「うちのアパートはずいぶん荒れてるよなあ。
 掃除しても、雑草を抜いてもすぐにゴミだらけになるなあ。」

と、悩んでいたんですが、一緒に住んでみたら、よ〜くわかりました。


「入居者のモラルが低い!」


特に駐車場などの共用スペースの使い方に問題がありました。


近隣のお母さん方の井戸端会議場になっていたため、お母さん方が話しに夢中になっている間に、子供たちは駐車場内で遊んでいました。


これ自体は全然問題ありません。
ほほえましい光景です。


しかし!

私のアパートの場合は違っていたのです。


お母さん方は「ウンコ座り」で話し込み、中には、くわえタバコの人もいました。


さらに、子供たちが遊んだ後の片付けも全くせず、お菓子の袋とおもちゃが散乱していたのです。


これじゃ、ちょっと掃除したくらいではきれいになるわけがありません。

私のアパートは「不良住人」だらけだったのです。


しかも、「類は友をよぶ」で、近隣の生活モラルが低い方も集まっていました。

自分のところの入居者だけではなかったのです。

ここでちょっと確認します。

私はよく「不良住人」という言葉を使います。

この反対語は「優良住人」ということになります。


私の言う「優良住人」とは、「ごく普通の常識人」のことです。
特に優良な方というわけではありません。


私は、当たり前の常識を持ち合わせていない方を「不良住人」と呼んでいます。

私が参考にしている「ランチェスター戦略」「顧客戦略」という言葉があります。


簡単に言うと、

「自分の顧客がどういう人なのか明確にして戦略をたてよう。」

ということなのですが、私の顧客戦略には「不良住人」は入っていないのです。


私の不動産賃貸業における「対象顧客」は「普通の人」なのです。

私は「自分のアパートに住んでいて欲しい人」を明確にしていましたので、すぐに対策を考え、実行に移しました。


全然たいそうなことではありません。

「入居者に会ったら100%挨拶をする。」

「モラルが低い行動をしていた場合は、その場で注意して改善を促す。」

ただこれだけです。


「何か、子供に対するしつけみたいだなあ。
 入居者を馬鹿にしているんじゃないか?」

「厳しすぎるんじゃないか?」

という意見もいただいています。


しかし、ここでちょっと思い出してみてください。

「店子といえば、子も同然。」


昔から言われている、大家さんが肝に銘じておく言葉です。

多くの大家さんがこの言葉を忘れているんじゃないでしょうか?


私もこの言葉を鵜呑みにするのが、現代に合わない事はわかっています。

しかし、基本理念として頭の隅に置いておいても、良いんじゃないでしょうか?


アパートというのは、いくつかの世帯の集合体です。
それ自体が、小さな町であるともいえます。


この町が荒れたらどうなりますか?

誰も寄り付かない街になりますし、隣の町、すなわちご近所に迷惑がられるんじゃないでしょうか?


その怒りはどこに向かいますか?

大家さんじゃないでしょうか?


その結果どうなりますか?

評判が落ちて、空室だらけになるんじゃないでしょうか?


さらにその結果はどうなりますか?

大家さんの収入が激減するんじゃないでしょうか?

入居者の生活に対して積極的に関わっていくことによって、入居者のモラルも向上し、「常識人」へと成長する。

大家さんは収入が安定する。

お互いにメリットがある話だと思うのですが、いかがでしょうか?

ちなみに、私が頻繁に挨拶をし、注意をした入居者のうち、退去したのは7世帯中2世帯。

もともと普通の生活をされていた方は、私の行動を迷惑がることもなく、そのまま入居しています。

入居者の方にもう少し積極的にかかわってみましょう。

「西山さんは特別だから。」

と思わないで下さい。


かかわるといっても、挨拶をするだけで良いのです。

無視されてもやり続けてください。


挨拶は特別な人じゃなくても出来ると思います。

それが物件全体のモラルアップへの第1歩です。

そして、空室解消へと繋がります。

投稿者 manshitsu : 14:10